ある人間の少年の頃
好きな年上の姉さんがいたようで、
その年上の姉さんとは毎日笑い合う仲だったようで。
その少年は生まれながらに、とても生まれたことを喜ばれていた。みんなに。
だけど、小児喘息だったり、父からの勉強の圧や実際の暴力暴言だったり、心が擦れてしまっていた。
人に優しくはできるけど、本当の優しさは知らない。
人を困らせることで、自分の虚しさや苦しさ、面白くなさ、擦れた感じを紛らわす方法しか知らない子だったようで。
その姉さんは、何年かたって、親が勧める難関私学に受験するため唯一の場だった水泳スクールを辞めることになった。
少年は歯を食いしばってた生活でも、こんな楽しい場があるだけで、心癒されて、人間として生きていけていたのに。
どうして、大人が作った社会は、どうして簡単に、大切な友達をあえなくさせてしまえるんだろうって、理解しようとして、また擦れて、
諦めて。
でも大阪でよかった、面白いやつはいっぱいいた。
でもその好きな姉さんとの笑い合う時間は一生の中で終わってしまった。
僕がどう頑張っても、何も届かないし、どうすることもできないこともの。
そこですぐ自分には何も出来ないって諦めた。
その時の諦めが、胸の中に残っていて、寂しくて悲しかった記憶と共に、残っていた。
それを今日消した。
見つかったこの記憶や感情に名前をつけて。
消したーーーーー!!!!!
もう俺は、あの頃の少年ではない。
なんとか出来ないって思わず。どうにかして見せよう時鳥。
笑いながらそれぐらいの余裕が必要ですな。
とその少年だった大人が語ってくれた。
子供の頃に諦めたものを感じた時、それを消せると、今生きてるこの時に、過去の記憶から引っ張られた諦めをしなくて良くなる。
あの時の少年を優しく抱きしめに行って、そして消すのだ。👍
